「ロッキー5/最後のドラマ」(Rocky V)
(1990年/106分/United Artists作品・UIP配給)
パンフレット
■STAFF
製作総指揮:マイケル・S ・グリック
製作:
ロバート・チャートフ、アーウィン・ウィンクラー
製作補:
トニー・ムナフォ
監督:
ジョン・G ・アビルドセン
脚本:
シルベスター・スタローン
撮影:
スティーブン・ポスター
プロダクション・デザイナー:
ウィリアム・J ・キャシディ
編集:
ジョン・G ・アビルドセン、マイケル・N ・ニュー
音楽:
ビル・コンティ
■CAST
ロッキー・バルボア:シルベスター・スタローン
エイドリアン:
タリア・シャイア
ポーリー:
バート・ヤング
ロッキーJr.:
セイジ・スタローン
ミッキー:
バージェス・メレディス
トミー・ガン:
トミー・モリソン
ジョージ・ワシントン・デューク:
リチャード・ガント
カレン:
デリア・シェパード
トニー:
トニー・バートン
ジミー:
ジェームズ・ガンビーナ
■STORY
ロシアの強敵ドラゴを倒したロッキーは、勝利の栄光とともに祖国アメリカに帰って来た。が、帰国直後の記者会見で、引退を匂わせる発言。ドラゴとの対戦後、体の震えが止まらなかったロッキー・・・。精密検査の結果、脳に回復不能な障害が生じていたことが判明。長年のボクサー生活の中で、あまりにも多くのパンチを浴びすぎたため、彼の脳は深刻なダメージを受けていたのだ。

医者の忠告で、ついに本当に引退せざるを得なくなったロッキーに、さらなる不幸が襲いかかる。
信頼していた計理士にだまされ、豪邸などすべての財産を奪われてしまったのだ。住む家も財産も失ったロッキーは、再び生まれ故郷のフィラデルフィアに家族と共に移り住む。そこには唯一、恩師ミッキーが残してくれたボクシングジムがあった。

そのジムで、トレーナーとしての再起を賭けるロッキー。そんな彼の前に、若きボクサー、トミー・ガンが現れる。トミーの才能とその野獣のような力に、過ぎ去りし日の自分を重ね合わせたロッキーは、彼をマン・ツー・マンで鍛え上げるが・・・。
■解説

★現在、この作品の解説文は「改訂版」を作成中なのですが、まだまだ時間が掛かりそうなので、以前の解説文をそのまま掲載しています。(自分としては、以下の解説文は納得のいかない、非常に幼稚な解説文だと思ってます。文章そのものも短かくてつまんねぇし。
つーかオレはアホだから、短くて幼稚な文章しか書けねぇんだよ!文句あっか??)

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「ロッキー5/最後のドラマ」・・・う〜ん、日本の配給会社が割と簡単に思いついたであろう、安いサブタイトルだ(笑)。この映画、ファンの間ではもちろん、そうでない人からも「やらなきゃ良かったのに・・・」という声が非常に多い作品ですね。オレ個人としては、シリーズ最終作としてきっちりケジメをつけたという意味では、やって良かったと思ってます。

でもまぁ正直言って、内容的には微妙(笑)。前作までと比べると、かなりテンション下がってます・・・。これはシリーズ物の宿命として仕方のないことですが、さすがにもう無理があったかなぁ・・・っというのが率直な感想です。ドラマ部分を強調しようとする演出が、逆にわざとらしく感じてしまい、「お涙頂戴」的でイマイチ乗り切れなかった。ロッキーのキャラ、スタローンの演技、ストーリー展開、どれもが空回りしていたように思う。

特に映画の冒頭、ロシアからアメリカに帰って来たロッキーが、飛行機から降りるなり、あまりにも「作りすぎのキャラ」だったのには少々笑ってしまった(笑)。前作のロッキーは、口数も少ない落ち着いた男だったのに、この作品ではいきなり昔のようなチンピラキャラに戻っている。1と2がチンピラキャラで、3と4が紳士キャラ。で、5で再びチンピラキャラに逆戻り(笑)。はっきり言ってあのスタローンのわざとらしい「チンピラ芝居」には絶句したね(苦笑)。とにかくこの作品は全篇を通して、仕草や口調、表情まで1作目の頃のロッキーを意識し過ぎた感がある。「どうしても1作目のような作品にしたい!」っというスタローンや監督の想いは伝わってくるのですが、う〜ん、それはちと厳しかったですね。

しかし、オレは自称世界一のスタローンファンです(笑)。なので、この映画が嫌いなはずもなく、もちろんつまらないと感じた事など一度もありません。むしろ大好きな作品です。っということで、ここからはこの映画の良い部分を語っていこうと思います。

まずは映画のオープニング。
3作目以来、久々に「ロッキーのテーマ」で始まるこの作品。いきなり「ROCKY」のタイトルロゴの中で、ロッキーとドラゴが睨み合っている!!最高のオープニングだー!!これはシリーズ中、一番かっこいいオープニングだと思う。ま、「4」も悪くないけど、今あれを見るとちょっと笑っちゃうでしょ?(笑)とにかく前作では「ロッキーのテーマ」が全く使われてなかったので、それが完結編で復活してくれたのはマジで嬉しかったなぁ。監督が1作目のジョン・G ・アビルドセンに戻ったのと同様に、音楽担当もビル・コンティが復帰。ドラマ重視の完結編には、やっぱこの人の音楽がピッタリだ!!

その他、この作品の中でオレが特に好きなシーンをいくつか紹介します。
まず、財産をすべて奪われたロッキーが、フィラデルフィアに戻り、昔のミッキーのジムに行く場面。ホコリだらけのグローブを拾い、ボロボロのリングに昔の思い出が甦る。そこにミッキーの幻影を見たロッキーは、「あんたは天使だ。」っと涙をこぼす。このシーンには思わずオレも泣いたぜ!!

泣けるシーンをもう1つ。
クリスマスの夜、自分の言う事を聞かずデュークの所へ行ってしまったトミー。そして自分を責めるロッキー。しかし、またまたいつものようにエイドリアンに説教されて目を覚ますロッキー。あのシーンも大好きだね。あんなに熱い演技ができるアクションスターは、スタローンを置いて他にはいない。

それからラストのストリート・ファイト。
「最後に2人が試合をやって、ロッキーが勝って終わる」という、いつもの展開を期待していたオレの友人は、路上でケンカして終わるというあのラストに対して、「なんだかなぁ・・・」と言っていたが、オレはあれで良かったと思う。いつものように試合をして終わるのでは、あまりにもマンネリだし、かと言って、ファイトシーンが無ければつまらない。なので、あのラストは、「考えられる最善のラスト」だったように思う。ただ、スタローンが最初に書いた脚本では、「路上に倒れたロッキーは、エイドリアンの腕の中で死んでいく・・・」っというラストだったらしい。でも製作側としては、「ロッキーが死んじゃマズイだろ」って話になり、結局その案はボツになった。

ファイトシーンの話の続きですが、あのファイトシーン自体は非常に迫力があり、振り付けも完璧でしたね。映画としては珍しく、本物のケンカに近いファイトにしたのが正解。よくB級映画なんかに出てくる、「得意の格闘技で敵をやっつける」な〜んていう、オレの嫌いなファイトシーンとは違い(笑)、最後は取っ組み合いになるという、非常に現実味のある、まさに本物のケンカに近い描写。そういえば、あのシーンのラストのほうでロッキーが倒され、あきらめかけたロッキーの前に、再びミッキーの幻影が現れますが、うぉー!あのシーンでオレはまた泣いちまったぜ!!!「3」でミッキーが死に、「4」でアポロが死に、あの2人がいなくなった「5」は、もうロッキーであってロッキーでないような気がしてたんですが、最後にもう一度ミッキーが登場し、「俺がついてるぞ!」と言った瞬間、涙がダァー!!!(爆)

あ、それともう1つ。
最初はボクサーとしてパンチだけで戦ってたロッキーが、それだけでは若い野郎には勝てず、「もう1ラウンドだ!」と言って、今度は昔のチンピラ時代の「ケンカ技」を使い始める。で、「おい若造!あんまりオレをなめんなよ!」みたいな感じで反撃開始!!こういうのって、男はみんなワクワクしちゃうんだよね〜(笑) 「そうだ!行け!ロッキー!」みたいな(笑)もう最高にカッコイイね!スタローン、あんたはどうしてそんなにカッコイイんだ!!!

そしてこの映画の、いや、このシリーズの、ホントのホントのラストシーン。「あの階段」を親子で駆け上り、ロッキーから息子への言葉、「よく生まれてきてくれた。ありがとう。」あのラストシーンも良かったねぇ・・・(しみじみ。涙)ちなみに、このセリフを聞いて、うちのお袋は泣いてました(笑)

それにしても、この映画のエンドロールのバックに昔のシーンが順を追って映し出されますが、あれを見たとき、「あぁ、ロッキーシリーズもこれでホントに終わりなんだなぁ・・・」と劇場で寂しくなったのを思い出しますね。

ところでこの「ロッキー5」ですが、この作品の元ネタというか、スタローンが脚本を書く段階で参考にしたであろう話を1つ紹介します。この映画に登場するキャラクター・・・ロッキー、ミッキー、トミー・ガン、ジョージ・ワシントン・デューク。ここに挙げた4人は、すべて実在の人物を元にしている。(っとオレが勝手に思っている。笑)

実在の人物・・・それは、あのマイク・タイソンとその周囲の人々。

ロッキー・・・ケビン・ルーニー(タイソンの元専属トレーナー。)
トミー・ガン・・・マイク・タイソン(言わずと知れた史上最強のボクサー。)
デューク・・・ドン・キング(悪名高き、ボクシングプロモーター。)
ミッキー・・・カス・ダマト(老トレーナー。タイソンの育ての親。)

恐らく、タイソンやボクシングについて詳しくない人でも、ジョージ・ワシントン・デュークという悪徳プロモーターは、あの「ドン・キング」をモデルにしてるという事は誰でも気が付いたと思う。(気が付かない奴はバカ)キングは、選手の体や気持ちなど全く無視し、「カネの亡者」と化したクソ野郎です(笑)。奴と組んだボクサーたちは、皆、次第に壊れていく・・・。この「壊れる」というのは、ボクシングの世界ではつまり、頭がやられていくという意味です。あのモハメド・アリが、キングと組んだ代償として、現在のあのような姿になってしまったのは有名な話。この映画の中で、脳に異常が見つかったロッキーに対して、「金持ちになれる」と誘惑して試合をさせようとするシーンがありますが、あれはまさにドン・キングそのもの。見た目もそっくりだしね(笑)

それから、トミー・モリソン演じるトミー・ガン。
あのキャラクターは、明らかにマイク・タイソンをモデルにしている。天性の素質、並外れたスピード、パンチ力、そしてあのワガママさと精神的なモロさ、おまけに世間知らず。どれを取ってもタイソンそのもの。

このトミー・モリソンですが、皆さんご存知のとおり、本物のボクサーです。よく、B級格闘技映画などに出てくる「○○世界チャンピオン」とかいう怪しい肩書きの連中とは違い、世界の一線で活躍した本物。まぁ権威のある世界タイトルを獲ることは出来ませんでしたが、あのジョージ・フォアマンに勝ったこともあるし、タイソンを二度にわたって苦しめたドノバン・“レーザー”・ラドックにも勝ってます。デビュー当時から左フックに定評があり、映画と同じように強烈なパンチの持ち主で、“白いタイソン”とか“ロッキー・マルシアーノの再来”なんて呼ばれた時期もありました。95年には、ムショ帰りのタイソン復帰第1戦の対戦相手候補に挙がったこともあります。

「ロッキー5」に出演する以前から、そこそこ名が売れていましたが、映画出演がきっかけで人気爆発。そしてジョージ・フォアマンと対戦した93年当時には、現役世界チャンピオンをも凌ぐ、すさまじい人気を獲得していた。オレは92年頃からモリソンの試合はほとんど見てますが、はっきり言って映画に出てくるトミーよりも数倍カッコイイです。映画ではちょっとプヨプヨした体をしてますが(笑)、91年以降はかなりシェイプされて、本当にマッチョないい体してました。ただこのモリソンは、攻撃面は良いのですが、ディフェンス面が弱いというか、とにかくアゴが弱いです。いわゆる“グラス・ジョー(ガラスのアゴ)”ってやつなので、しょっちゅうダウンしてました(笑)。応援してるこちらとしては、毎回ハラハラドキドキの試合観戦でしたね。ま、それがモリソンの試合の魅力でもありましたが。

映画の中では、言う事を聞かない“やんちゃ坊主”っぽく描かれてますが、実際のモリソンも全く同じです(笑)。私生活で問題ばかり起こし、暴力事件や女性問題など、スキャンダルには事欠かない人でした。試合を見ていても、途中で気を抜くことが多く、負けそうな試合はすぐにあきらめるバカ野郎な一面もありました(笑)。その反面、試合中に相手のパンチによってアゴを砕かれても最後まであきらめず、逆に相手をぶっ倒したこともありました。

そんなモリソンも、度重なる問題児ぶりが祟ったのか、96年、HIVウィルス(つまりエイズ)に感染し、引退を余儀なくされた。「HIVに感染していても試合は出来る」という話だったのですが、アメリカ国内での実現は厳しく、なんとこの日本で試合をしたこともあります!が、その試合を最後にボクシングからは遠ざかり、今はどうしてるのか知りません・・・。ちなみに、この人はよく、「ジョン・ウェインの甥」と紹介されることが多いですが、正確には「ジョン・ウェインの甥の子供」です(って日本一ボクシングに詳しいジョー小泉がそう言ってた)。だからまぁ、ジョン・ウェインとは遠い親戚ってことですね。ジョン・ウェインの愛称が“デューク(公爵)”だったので、モリソンのリングネームも、「トミー・“ザ・デューク”・モリソン」でした。この映画に出てくる「ジョージ・ワシントン・デューク」というキャラクター名も、きっとスタローンがここから取ったのだと思います。(それは違うかね?)

話は戻ります・・・
ロッキーとミッキーの二人については、これはもともと1作目からのキャラクターなので、それ自体がタイソンを参考にしてるわけではないのですが、この5作目に限っては、設定をタイソンの半生に当てはめてスタローンが脚本を書いたと思われるので、これも一応説明させてください。まぁ映画の中ではミッキーとトミーの接点は無いので、実際のタイソンの話とはちょっと違うのですが、まずはタイソンが世界王者になるまでの道のりと、そこから転落するまでの歴史を簡単に説明します。

ワルだったタイソンが少年院で暮らしていたころ、ボクシング経験のある看守の1人がタイソンにボクシングを勧める。その後、身寄りのないタイソンを養子として迎え入れたのが、老トレーナー、カス・ダマトだった。ダマトが指示を出し、それをトレーナーのケビン・ルーニーが実行するという練習方法で、タイソンは世界を目指した。デビュー戦から破竹の勢いでKOの山を築いていったタイソンだったが、世界挑戦を目前にして、ダマトが他界。これからという時にタイソンは師匠を失った・・・。しかしまだタイソンの側にはルーニーがいる。再びタイソンは連勝を続け、見事世界タイトル獲得。

その頃からタイソンの強さに目をつけていた悪徳プロモーター、ドン・キングは、カネにものを言わせてタイソンに近づく。カネに目がくらんだタイソンは、トレーナーのケビン・ルーニーを解雇。そしてドン・キングのもとへ行ってしまう。厳しい練習と、生活態度にまで口を出すルーニーは、タイソンにとって、もはや邪魔な存在だった・・・。

ドン・キングのもとで再スタートしたタイソン。
いつしかタイソンの周りには、自分のやること全てを褒めてくれる「イエスマン」しか存在しなくなっていた。そしてそれは、タイソンのハングリーな部分を、徐々に奪っていく事となる・・・。ハングリーさを失ったタイソンは、1990年2月11日、東京ドームでジェームス・“バスター”・ダグラスに敗れる。“世紀の大番狂わせ”と呼ばれたこの試合は、世界中のボクシングファンを驚愕させた。

カス・ダマトが生前、タイソンに残した言葉がある。

「ドン・キングにだけは近づくな・・・。」

師匠のこの教えを破り、そしてルーニーを解雇した時から、すでにタイソンの転落人生は始まっていた・・・。

っとまぁ、簡単に説明するとこんな感じです。
どうですか?「ロッキー5」のストーリーと似てるでしょ?(笑)

ロッキー(ルーニー)は、死んでしまった師匠の教えをトミー(タイソン)に伝えようとする。しかし、なにかと口うるさいロッキー(ルーニー)に嫌気がさしたトミー(タイソン)は、カネを持ってるデューク(ドン・キング)のもとへ行ってしまう・・・。他にもタイソンの話と酷似している場面というか、そのまんまのセリフが出てきます。トミーの最初の試合シーン。インターバルの時に、息を切らせ「もうダメだ」と弱音を吐くトミーに対してロッキーが言うセリフ。
「英雄と臆病者の違いは一つだ。英雄はいざという時、捨て身になる。」
このセリフはそのまんま、カス・ダマトがタイソンに残した言葉とまったく同じです。

それから、ミッキーとカス・ダマトの共通点がもう1つあります。
「2」でロッキーが目を傷めた時、ミッキーは引退を勧めた。「3」の中でも同じようにミッキーはロッキーに引退を勧める。ミッキーは、試合の勝ち負けやカネよりも、何よりも選手の体を心配する人だった。カス・ダマトも同じ。タイソンを含め、ダマトの教え子たちの中に「壊れたボクサー」など1人もいない。

こういったところからも、スタローンがタイソンとカス・ダマト、ケビン・ルーニーの関係にインスパイアされて、この映画の脚本を書いたという事が分かります。(ま、あくまでもオレが勝手に思ってることですが。)

ってことで、最後に興行成績の話を。
全米公開時、この作品はスタローン最強シリーズ完結編として、当然初登場1位を狙っていた。ところが、あの「ホーム・アローン」の大当たりによって、「ロッキー5」は初登場2位という波乱のスタートとなった。最終的にもシリーズ中最低の興収4100万ドル。前作だったら、たった1週間で稼いだ数字です。まぁしかし、日本では配収10億5000万円と、5作目にして、またもや10億の大台突破は立派だと思います。世界興収も1億2000万ドルのヒットとなり、製作費を考えれば充分成功したと言えるでしょう。

さて、この「ロッキー5」をもって本当に今度こそ、正真正銘完結したはずのロッキー・シリーズですが、あれから16年、還暦を迎えたスタローンが、いや、ロッキー・バルボアが帰ってきた!!!
信じられない話ですが事実です。しかも興行的にも大成功です。スゲェぞスタローン!!!
■DATA
全米公開:1990年11月16日
日本公開:1990年12月 7日

全米初登場:
2位(4週連続TOP10入り。)
オープニング興収:
$14,073,170(11/16〜18)
上映館数:
2,053スクリーン
全米年間ランキング:
32位(1990年)

全米興収:
$40,946,358
海外興収:
$79,000,000
日本配収:
10億5000万円(興収:22億円)
世界興収:
$120,000,000
全米レンタル収入:
$20,000,000

[ラズベリー賞]
最低作品賞:ノミネート
最低監督賞(ジョン・G ・アビルドセン):ノミネート
最低脚本賞(シルベスター・スタローン):ノミネート
最低主演男優賞(シルベスター・スタローン):ノミネート
最低主演女優賞(タリア・シャイア):ノミネート
最低助演男優賞(バート・ヤング):ノミネート
最低主題歌賞「The Measure of a Man」:ノミネート
■宣伝コピー
[アメリカ]
「Go for it!」

[日本]
1.「いつもひたむきに生きてきた・・・愛と勇気のフィナーレは感動!」
2.「そしてグローブは捨てられた・・・」
■サウンドトラック
サントラジャケット
発売元:東芝EMI
価格:\2,620(\2,544)
 (1990年発売)

[収録曲]
 1.THAT'S WHAT I SAID
(M.C.ハマー)
 2.ALL YOU GOTTA DO IS SING
(ジョーイ・B ・エリス)
 3.NO COMPETITION
(MC TAB)
 4.GO FOR IT![HEART AND FIRE]
(ジョーイ・B ・エリス&タイネッタ・ヘア)
 5.TAKE YOU BACK[HOME SWEET HOME]
(THE 7A3)
 6.THE MEASURE OF A MAN
(エルトン・ジョン)
 7.CAN'T STOP THE FIRE
(ビル・コンティ)
 8.I WANNA ROCK
(ロブ・ベイス)
 9.THOUGHT U WERE THE ONE FOR ME
(ジョーイ・B ・エリス)
10.KEEP IT UP
(スナップ)
11.FEEL MY POWER
(M.C.ハマー)



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